2009年7月

より高い波動で現実をシフトする

 

信念とは何度も繰り返されて無意識になってしまう思考のことです。あなたは信念について考える必要もなく、ある程度の意識を使わずに今目の前で起きていることに対処するために働いてくれます。信念は裏側でいつも起動しているコンピュータ・プログラムのようなものです。それは今現在、あなたの目の前で起きていることに対し、正しいと思うことに対して必要なだけ注意をはらうように働きかけてくれます。私たちの注意力はとても限られています。私たちが一度に集中できること、それを意識の中に保つ力は限られています。信念は私たちの世界を構成する要素あり、それがどう機能しているか、そしてその中で私たちがどう展開してきたかということはとても大切なことです。もしあなたが全てのことを意識し、全ての行動のありえる結果について考えなければならないとき、あなたは世の中のことについての進展が遅くなり、速く動いている生活の中でたくさんの出来事に遭遇するでしょう。街中を歩き回って行きたい場所に無事に到達するだけでも大仕事になるでしょう。というのは、あなたは常に他の人とぶつからないようにしたり、車、交差点、歩道の工事、普段周囲を払っていないあらゆる状況を避けてたくさんの無意識の決断をしなければならないからです。

信念はとても助けになりますが、不必要な苦しみの原因にもなります。私たちの信念は世の中をどう経験するのかを決める要素になります。信念からすべての可能性が生まれ、宇宙は私たちが世界で遭遇する出来事に対処するために、その信念とすることを届けてくれるように働くのです。私たちが物理的に具現化しているものは意識・無意識の信念の反映です。6月にハコミのワークショップに行った帰りに私の人生で起きたことを例としてあげましょう(「起きた」と書いたのは私に何のつながりも影響もないということを意味してます)。

私はカナダのブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバーから朝早く小さな飛行機に乗り、アシュランドの自宅に戻る途中でした。私は飛行機に搭乗する人々の最初の何人かだったので、他の搭乗客の人たちが席を探して座るのを観察する機会がありました。4人の若い男性グループがやってきて私のそばを通り過ぎるとき、彼らのアフターシェーブとコロンの香りに気分を悪くしました。彼らが飛行機後部の座席へ向って歩いていたので内心よかったと思いました。私はまわりの人たちに及ぼす影響を全く考えない鈍感な人たちを苦々しく思いました。このことが私の敏感さ、化学品、香りやにおいに敏感な人たちにとってどんなに嫌悪を感じさせるのかということに関する今までの似た経験、人々、思考を思い起こさせました。少ししたら、中東風の男性がやってきて、私のすぐ前の席に座りました。彼はコロン、デオドラント、アフターシェーブを浴びてきたのかもしれません。香りが強烈に放たれていました。私はこの下方スパイラルの思考、感覚、感情を持ち続けて考えることを自分に許しました。飛行機での旅は私の健康にとっての嫌悪感、痛み、怖れを伴い、意識しない人々、化学香料を肯定し良いものであると宣伝する広告産業が嫌になりました。ある記事や本を思い出し、そのような化学品や香りは人体にとって本当に悪いと私は確信しながら読んだ記憶があります。そして私はその香りで気分が悪くなるのではないかと思いました。

自分のネガティブな思考、信念の正当化、敏感さの中に深く入り込み、なんとか私は自分自身を観察して我に戻ることができました。もし私がこの思考、考え方、信念の方向に進むと私のこのフライトは悲惨なものになり、たぶん家にたどり着くまでに具合が悪くなってしまうだろうと思いました。そこで私は自分にコロン、香水、アフターシェーブ、香料がたくさん使われている石鹸、液体洗剤、化学品を使った空気清浄剤、全ての自然でない香料は私に害があるという信念体系があるのだと断定しました。私はまたすごい嫌悪、強い抵抗、健康を脅かすのではないかという怖れは、どんなにそれらが悪いことであるか、どんなに嫌に思っているか、どんなに害があるかということにフォーカスすればするほど、私にそれらのことを引き寄せるのだということも知っていました。

私は即座に可能な限り静かな状態で自分の内側に入り、香り、通り過ぎる人、飛行機の音を無視して自分に次のような一般的な考えからより具体的な考えで気持を和らげるようなことを話しかけました。

  1. このフライトはほんの一時間なので私は我慢できる
  2. しばらくしたら私の鼻は香りに対して麻痺しる
  3. コロン、香水、アフターシェーブ、香料たっぷりの洗剤で洗濯された服を身にまとっている人々はただ気づいていないだけで、もし彼らが自分自身や他人にしていることがわかったら違う選択をするだろう
  4. 私の体は健康で強い。私の体は化学薬品がよくない形で私に影響を与える前にそれを変異させることができるであろう
  5. 私は大丈夫でフライトで正しいこと、気持がよいこと全てに集中することによってこのフライトを楽しむことができるだろう。
  6. 人というのは本当に興味深く、私たちそれぞれがいろんな目覚めの段階にいる。他の人が体験している世界というのはどんなだろう。なぜ彼らはその選択をしているのだろう
  7. 私はこのフライトを楽しむことができる。ここにたった今いることから得る全ての経験から私はより賢くなるだろう

 

私が目を開けて入ってくる人々の流れを見たときに何が起きたか想像できますか?二人の若い女性が来て、私の前の男性を明らかに知っているみたいで一人は彼のところで止まり、もう一人の女性は私が窓側に座っていたので私の隣に立ち、彼と話を始めました。彼女たちは二人とも違った種類の香水で、きっと飛行機に乗る前に浴びるほど付けてきたのでしょう。強烈に香りました。

私はこの時点で諦め、静かに自分自身を笑いさえしました。私がこの状況を引き寄せてしまったからです。その後、私の隣に立っていた女性は、自分の席はあなたが座っている窓側の席ですと感じよく言ってきました。私は、上出来だ!彼女が私の隣に座り、その女友達が私の正面席のコロンを浴びた男性の隣に座るのかと思いました。私はまた自分の具現力というものを諦め、自分の航空券の座席番号を見て、本当に私が彼女の席に座っていて、窓側の席というのは次に乗り継ぐ飛行機の座席であることがわかりました(同じ機種の飛行機で、列番号も同じでしたので)。そこに客室乗務員が立っている女性のところにやってきて、私と女性が座席のことで話をしているのを正しく見て取りました。私は観念して香水とコロンと一緒に座ることにして、私の近くに座っている友人とおしゃべりをして、心の平安を取り戻しました(いつもはもっと静かな時間を好んで、早朝のフライトは瞑想状態で寝てしまったりしています)。そしてここから一番良い部分が始まります。

客室乗務員は何か問題がありますかとたずねてきました。私たちは全員、問題があるのではなく、ただ座席を替わろうとしているだけですと言いました。客室乗務員はもし3人(香り漬けの人たち)が友達で一緒に座りたいのであれば飛行機の後方に3人が一緒に座れる席がありますと言いました。そこで3人全員同意して私のところから去っていきました。ということで私の正面は誰もいなく、隣も誰もいない座席を得たのです。そして空気の質は小さな飛行機のわりにはとてもよくなりました。それはとても快適なフライトで、次の乗り継ぎ便もそうでした。

私は自分の信念、嫌いなことに焦点をあてること、信念の根本にある怖れ(怖れは引き寄せの大きな要因になります)によって本当に願っていないことを引き寄せてしまったと見ています。私は必要な内的なワークをすぐにすることにより私のより低い波動を(下方スパイラルの思考とフォーカス)より高い波動(上方スパイラルの思考とフォーカス)にシフトし、起きていることを悪化させるような状況と戦うこともなく(二人の香水漬けの女性の登場)、今ここにある現実を予想もしなかったはるかに快適で楽しめるものにすばやくシフトしました。実際、今ここにある現実は私がそのフライトに願う最高のビジョンへとシフトしたのです!

私にとってもっともありえる結末は、すごい香りを付けたうるさい人たちの隣に座ることでした。もし私が下方スパイラルの思考、信念、感情を続けていたら、私はこの結末を迎えていたでしょう。内方向に自分自身を調整することにより、私の外側の現実が最初に、劇的に、すばやく、予想もしていなかった速度でより良いものに変わりました。

この例にあるように信念を毎日の生活でシフトすることが役立つということをおわかりいただけると思います。そしてより喜びのある高い波動に自分を持っていくことによって状況を変えることができます。この手法を使うとより大きな平安、楽しみ、満足をもたらしてくれるので、毎日の生活にも効果があります。ただあなたの内なる波動を高めるようにもっていってください。あなたの外側の現実と具現はあなたが世界へと放射している高いレベルを反映するでしょう。これは非常に早く全く予想もしなかったすばらしい方法で起こります。

光、愛、奉仕のもとに

アダマ