カシミールの非二元ヨーガ

聴くという技法

カシミールの非二元ヨーガ
著者 ビリー・ドイル
古閑 博丈
ジャンル 覚醒ブックス > ノンデュアリティ
出版年月日 2017/08/01
ISBN 9784864512473
判型・ページ数 4-6・232ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

カシミールの伝統的ヨーガを発展させた、ジャン・クライン直伝の技法!

心身の緊張と収縮を解き放ち、非二元に目覚める!


アドヴァイタ・ヴェーダーンタ(非二元)のマスターであるジャン・クラインのもとで
長年にわたり指導を受けたヨーガ教師ビリー・ドイルが、
その教えをヨーガに関わる部分に焦点を当てて紹介している貴重な作品。

透明感と静けさあふれる言葉で綴られる非二元の教えと、
カシミールの伝統的技法にもとづくエクササイズは、
私たちを精神と身体の両面から「個を超えた」領域へと誘います。

「聴く」ということの大切さを伝えます。

非二元に興味のある方はもとより、 すべてのヨーガ実践者、ボディーワークや心身の癒しに
関心のある方にぜひ読んでいただきたい1冊です。


◎ジャン・クライン(Jean Klein,1912-1998)について

医師であると同時に音楽学者でもあったが、 40代前半で内的探究の助けとなる文化を求めてインドに渡り、
カシミールのヨーギーとの出会いなどを経て自分の真の性質を認識する。
その後、その認識を分かち合うために 欧米でリトリートやミーティングを通じて指導を続けた。
講話をまとめた書籍多数。
邦訳に『われ在り』(ナチュラルスピリット)。


◎本文より抜粋

ジャン・クラインは、ヨーガに分類されるアーサナやプラーナーヤーマを教えていて、
自身のアプローチをカシミールのヨーガ、または単に「ボディワーク」と呼んでいた。
自分が教えていることを言い表すのにヨーガという言葉を使うことについて、
彼は微妙なためらいを感じていたが、それは教えが筋肉と骨格のレベルに留まっているような、
肉体と精神の調和とも精妙なエネルギーの覚醒ともほぼ無関係な見かけ倒しの体操が、
ヨーガとしてまかり通っていたからだった。


ヨーガに見られるある種の二元的傾向についても、ジャンは懐疑的だった。
ヨーガとは結合することであると言うが、何と結合するのか。
私たちは初めからひとつだ。そのことを見るだけでいい。

このアプローチでは、達成すべきことは何もなく、まだ実現されていない目標もない。
行為する者は存在せず、ただ行為があり、呼吸する者は存在せず、ただ呼吸があり、
生きているものは存在せず、ただ生がある。


見る者、見ること、見られる対象はひとつであり、私たちは最終的に、身体もありとあらゆる現象も 気づきにほかならないことに気づく。
・はじめに
・アドヴァイタ・ヴェーダーンタ
・聴くという技法
・身体を聴く
・手放すプロセス
・体重を地面にあずける―シャヴァーサナ
・身体感覚を開かせる
・五感を開かせる
・自分の垂直性を見つける―正しい座り方
・呼吸―息の流れにまかせる
・プラーナーヤーマ
・空間に広がる
・あることから感覚へ、そして動きへ
・エネルギー体のワーク
・パスチモッタナーサナ―長座前屈
・アルダ・マツェンドラーサナ―座位でのひねり
・トリコナーサナ―三角のポーズ
・瞑想
・誘導瞑想

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